もちろん想定はしていたのだが
昨日、届いた郵便物。
6月になったら届くとは聞いていたが
手に取るとやはり嫌なものだ。
それは、市税事務所から納税通知書。
昨年1月から12月の年収に対しての住民税が
6月から徴収される。
なんで昨年の年収に対してかかるかな~
これは今更疑問を抱いているのではなく
新入社員のときから変なシステムだと思っていた。
新人一年目は課税されなくて二年目に前年年収に応じて課税される
すると昇給がほとんど
ひどい経済状況だったら昇給額以上の住民税が取られる。
とてもがっかりする。
このシステムのお陰で日本全国の二年目サラリーマンたちの
モチベーションがどれだけ下がっていることか
税収担当にはわかっていないだろう。
GDPで1パーセントは下がってるな、きっと。
その二年目の春
給与明細を見つめながらがっかりした日から
いつかはこんな日がやってくることは覚悟していたのだが
目の前にで請求額を見せつけられると・・・
やはり不愉快だ。
冷静に考えたらこのシステムはおかしい。
つまり(年収が年々増えていく前提では)
一年目の一番少ない年収時には徴収しておかず
それを翌年翌年と繰り越して最大年収(であろう)定年退職の翌年にドーンと取リ立てるわけだ。
収入のなくなった年にだ。
いじめとしか考えられない。
一年目はいいよ払わなくっても
と、優しい顔しておいて転がし転がし最後の貧乏なときに
取り立てる悪徳サラ金並みの非道さ。
もちろん これは市役所を非難しているわけでない。
システムに対して文句を言っているだけなので
市役所勤務の方、気を悪くしないでほしい。
なんでこんな変なシステムをとっているのか考えてみた。
(ここからは想像です)
地方税収を取り立てようと思い立った明治政府の官僚たちは
今すぐ税金を取る方法が思いつかなかった。
誰が毎月いくらもらっているかわかるシステムがなかったのだ。
そこで知恵者がひらめいた
「去年の収入に課税したら よかでごわす」
「おお、よか よか」
きっとそんな事で決まったんだろうな。
これだけコンピューターが進歩して配備されたのであるから
今年の年収に対して住民税を取れないわけがない。
所得税はとっくにそうしているわけだし。
まあ文句言ってもどうもならんし
払うもん払わんとしゃあないか・・・
でもこれ結構な金額なんだよ~(;o;)