朝方 地震の揺れで目が覚める。
ゆっさゆっさ
マンションの9階なんかに暮らしていると
小さな地震でもけっこうな揺れになる。
あ、嫌やな
と思っているうちに落ち着いたのでほっとする。
朝起きてから それが静岡で大きな地震だったことを知る。
被害が少なければいいのにと願う。
どうも地震は落ち着かない。
7月から8月のこの時期は
日本の敗戦記念日に向かって
数々の悲しい記憶が呼び起こされる。
広島、長崎の人類史上例を見ない大量虐殺。
そして全国各地の大空襲。
あきらかに非戦闘員、市民を狙って攻撃し続けた米軍
戦勝国だから裁かれることも非難されることもない歴史。
どんどん記憶は薄れていくかもしれない
だからこそ記録が大切
日ごろ馬鹿のクイズ番組を流しているメディアは
こんな時くらいちゃんと機能できないもんだろうか。
悲しい記憶といえば御巣鷹山の日航機墜落。
ちょうどあの時梅田の地下にあるジャズの流れるバーで酒を飲んでいた。
流れるニュースにすごいショックを受けたことを覚えている。
なんでそんな事がおこるんだ。
でも そんなことは それ以降もどんどん起こり続けて行く。
暑い夏
青い空に白い雲
明るく眩しい日差しだからこそ
コントラスト強く余計に悲しさが際立ってしまう。