去る月曜日のこと
沖縄から出張で帰阪する友人からメール
明日火曜休みなら飲みませんか?って
はい休みです。
彼女が伊丹に着くのが午後8時なので
集合は午後9時。
場所は僕のわがままで野田にしてもらった。
JR野田の改札から東に歩く。
懐かしいぞ。
店はじめてからだんだんと出不精になってきて
最近は大和川を渡ることすらめったになくなって来た。
今では毎日一時間かけて
梅田まで通勤していたなんて信じられない。
堺から大和川越えて福島区までやってくるのに旅気分。
目指す店は旬花。
マスターは開店後、店にも来てくれているし
たまに、ここの魚が食べたくなる。
扉を開けると相変わらずの笑顔
ここで吹田市民さんに声をかけ忘れたことに気づく。
もう9時だし平日だし無理だよね
と言いながらもメールすると「今から行きます」と返事。
恐るべし吹田市民さん
久しぶりにテーブルに座り楽しく語らい旨い魚を食べながら飲む日本酒・・・
どうなる事か、は、ご想像通り。
腕時計など見なくなる。
那覇市民さんと吹田市民さんがタクシーに乗るのを見送り
福島区民さんが自転車で走り去る後姿に手を振った後。
さてどうするか・・(帰れよ~~~)
時間は見たような見てないような
でとりあえず東に向かって歩く。
そう
ねぎ吉に向かって
もしかしたら酒癖の悪い家に帰らない客でも居て
開いているかもしれない。
木曜日毎に三線仲間と一緒に歩いた道を歩く
後交差点を渡ったところで店に着く
そこで、道の向こうをマスターが自転車で走り去って行くではないか。
声かけると気のいいマスターの事だから
また戻って店開けるかもしれないので
ここは黙って見送る。
一応店の前まで行って閉まっていることを確認して
さて、どうしようか・・・(帰れよ~~~~)
梅田に行こう。
二号線に出ると不夜城のように梅田のビル街が光り輝いている。
吸い寄せられるように梅田を目指す。
北の新地は昔の賑わいこそないものの
平日火曜日の深夜にもかかわらず
結構な人出。
なじみの河豚料理屋を目指すがシャッターが閉まってた。
昔は新地のアフター客で朝まで開けていたのに
不景気なんだな。
そういえばもう一軒居酒屋を開いているって聞いたな
本通りだったか上通りだったか
でも酔った頭では多分たどり着けないだろうから諦めた。
ちなみに昔このあたりで遊んでいた店はほとんど止めてしまっている。
行くところもないし
さあ、どうしよう・・・(帰れよ~~)
とりあえず梅新東の交差点まで歩いたら
ラーメンのいいにおい
若い頃は薩摩っ子のニンニクラーメンで仕上げてたな~
では久しぶりに食ってみよう。
店内は接待疲れのサラリーマンでいっぱい
元気な奴もいればカウンターで舟こぎながらラーメン食ってる奴もいる
みんな明日も仕事
がんばれよ~
と元サラリーマンは心の中でエールを送る。
久しぶりに食べる薩摩っ子らーめん
懐かしいね。
お腹もくちたし
さあ、帰ろう。(やっとかよ~~)
さて何時だったんだろう?