サラリーマン時代は営業職だった為
昼飯はずっと外食。
先輩が一度弁当を持ってきて
社内で食べていたら当時の営業部長に
「君はクライアントと昼食を共にする気はないのか」
と嫌味言われていた。
なるほど、営業職たるものいつ何時得意先と昼飯を食べることになるかもしれん。
毎回昼飯時に会社に帰ってきて
弁当食べててはいけなんだな。
と納得したもんだ。
荒岩課長みたいに常務に弁当持って行って喜ばれる
なんてこと現実にはないですよね。
そんなこんなで弁当に対しての憧憬は強い。
で7年前に退職して自営業者に変わるやいなや
家内に弁当を作ってもらうことが多くなった。
と言っても週に一回か二回
三線の練習会のある日曜日(外で食べる時間がないので)
とラフテーを炊くなど仕込みがある時(火をかけるので外に出れない)
でも楽しみだ。
自前の弁当箱を持っていなかったので
とりあえず高校生の頃、長男が使っていた弁当箱から
これがでかい!
野球部やってた高校生の弁当箱なもんだから
とにかく入る。
こんな弁当箱に毎日弁当作ってた家内は大変だったでしょうね。
という事で、おっさんサイズの弁当箱を購入することに
実はこの時から欲しかった弁当箱があったのだが
少々お高めなのであきらめ
同じ二段の小さめなサイズにした
ごはんの量が歴然と違う。
しばらくは愛用していたのだが
取っ手のところが壊れて使用不可に。
残念。
で、次は気分転換。
二段を止めて一段に。
と、ある日
とある百貨店の和食器コーナーを見ていると
憧れの曲げわっぱ弁当箱がお安くなっているではないですか!
普段それくらいの金額は酒飲みに行ったら
ふつ~に何のためらいも無く使っているのに
こういう品を買うときだけ躊躇う。
別に今の弁当箱で不便するわけでもないし~充分つかえてるし~
なんて考える。
貧乏性なんでしょうか・・・
買えば!と家内に背中を押されて買いました。
曲げわっぱ弁当箱。
嬉しそうに自転車のかごに入れて走った後なんでピーマンが散らばっています。
憧れの曲げわっぱ
しばらく弁当タイムが楽しみだ。
いつもお弁当作ってくれてありがとうね。