市井の八重山民謡愛好家としては
当然
コンクールがどうだとか
そんなことは全くまあったく関係なく
まるで興味もないところで
ただ歌いたいから
時間に余裕があれば壁から三線をひょいと取り上げて
男弦から女弦に ぺんぺんぺん
とちんだみして歌いだす。
そのとき何から歌おうか、と考える
やはりひとりの声だしでも 工工四なんか見ずに
気持ちよく歌える曲からはじめたくなるもんだ。
喉の調子と自問自答して
よさそうならば ニアゲから
ん~いまいちだね と思えるときは本調子から始めることが多い。
ここで曲名を書くと今度会ったとき
あれ歌えこれ歌えって言われるので止めとく。
前夜、ニアゲで終わったとき
翌日、本調子で始めるには女弦と男弦をクイっと揚げることから始まる。
逆に前夜 本調子で終わったときは
ニアゲにしたければ 1,3さげにすることになる。
基本自宅では ニアゲは 2のニアゲ 本調子は4なので
こういうことになるのだが・・・
今日はなんとなくニアゲから歌いだす
でもどうも高いところがきつい。
いまいち音に乗り切らない。
ああ、喉の調子がいまいちなんだな、それとも加齢による衰えなんだろうか
そういえばここんところずっと高いところがきついよな
と悲しみつつ
たまには、とチューニングメーターを持ってきてスイッチを入れると
ありゃ!3のニアゲやんか!
一本の三線で 上げ下げしていると相対音感しか持ってない悲しさで
かつ
ちょっと違うと思ったとき
なぜか下げるより 低いと感じる音を上げてしまうので
こんな事になる。
たまには確かめましょう
と言うのがのが今日の教訓。