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ぶつらー(仏像愛好家)仲間から知らされるとほぼ同じくして 南海電車・各駅のポスターや車内吊りで知らされた「高野山・霊宝館 第29回大宝蔵展」 そのラインアップを見ると 見たくて見たくて見れなかったあの孔雀明王像を筆頭に八大童子立像がすべて すべて展示されているではないか! 昨年の第28回大宝蔵展では八大童子立像の中から制多伽童子しか展示されていなくて 八大童子立像すべてと孔雀明王に会えるのはいつになることだろうと嘆いていたのに こんなに早く、一年でこの機会を得るとは何とすばらしいことだ。 これは行かなくてはいけない。 会期を見ると9月の15日まで。 スケジュールと睨めっこして決めた日程が9月6日(土)だった。 前回は沿線で見かけるばかりの高野号に初めて乗って向かった高野山ではあるが 今回は久しぶりに車を利用することにする。 それに土日だと混雑するだろうし食事を取る時間も読めず また食べるところにも困る事が考えられるので 早起きして簡単な弁当を作ることから始めた。 国道310号線を南下、途中から371号線に変わって紀ノ川を渡る。 そこからは370号線をどんどん登って行く。 それでも以前に比べれば道は格段に整備されていて離合に困ることもなく 土曜日で混雑するかとの心配もどこ吹く風、スイスイと快適なドライブで わが家のある堺市南部から1時間30分で大門に到着した。 大門の前には大きなデジタルの気温計があるのだがその表示は20℃ ちなみにこの日の大阪は32℃であったそうだ。 霊宝館の駐車場に車を停めて外に出ると肌寒い 長袖のシャツを上から羽織ってちょうどいい。 さすが高野山は涼しい。 600円の拝観料を支払って先ずは新館に足を踏み入れる。 真正面の丈六の阿弥陀如来坐像から右手に移動 心惹かれる仏像の数々が真近、そう手を伸ばせば触れれそうな距離で展示されている。 今年の高野山霊宝館は太っ腹だ。 愛染明王坐像(重要文化財)は1665年の作、江戸時代の仏像に魅力あるものは少ないのだが これは迫力と躍動感溢れる仏像だ。 宝冠釈迦如来坐像(未指定)も不思議な魅力を湛えた仏像である。 こうして新館第一室を見ていると通路の向こうにあの あの仏像がチラチラと見える。 期待に胸が膨らむ。 第二室には そう孔雀明王像(重要文化財)が展示されている。 孔雀は毒蛇を撃退するところから神格化され禍を滅するとして信仰されたそうだ。 孔雀堂の本尊。 それにしても珍しい仏像で象に乗ったり(普賢菩薩)獅子に乗ったり(文殊菩薩)は よく知られているが孔雀は珍しい。 解説の最後に「作者を快慶とする」と断言しているが 確かに快慶らしいカッチリとした真面目な作風に感じられる。 しかし孔雀とは!と感心しながら第3室に向かうと八大童子立像(国宝)がズラリと並ぶ。 壮観である。 制多伽童子像《セイタカ》は前回もお目にかかっている お久しぶりだ。そして今回はじめてお目にかかる始めましての7童子。 矜羯羅童子像《コンガラ》、恵光童士像《エコウ》、清浄比丘像《ショウジョウ》、恵喜童士像《エキ》、 烏倶婆{言我}《ウグバガ》童士像、が運慶作、後の2童士像は後補作だということだが やはり運慶作の躍動感はすばらしい。 ガラスケースの向こう側で動き出しそうにして はちきれそうな体の童士たちが並んでいた。 もうこれだけ揃った仏像は何度も見れないかもしれないので 一度退室してからもう一度第1室からゆっくり時間をかけてまわり直したのであった。 高野山・霊宝館のすばらしいところは 監視カメラはもちろんいたるところに据えられてはいるのだが 監視している係員がひとりもいない。 そして当然押し付けがましい解説もなく(すべての解説が悪いわけではないが) テープの甲高い説明が延々と流れる喧しさもない。 静寂と落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと仏像を拝見出来る。 満足して霊宝館を後にしてから 奥の院の弘法大師廟でお大師様をお参りする 「南無大師遍照金剛」 標高800m、1200年に渡って真言密教の根本道場である 高野山は霊気の満ちる心の落ち着く空間でもある。 帰途に付く頃には雨が降り出した。 山の天気は変わりやすい、高野山に到着したときはあれだけの快晴だったのに、 ひどい雷雨の中、山を降りたのだった。
by dakkarayo
| 2008-09-07 12:35
| ぶつらー
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Comments(12)
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M上
at 2008-09-07 17:02
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仏像のことは、ほとんど無知に等しくわからないのですが、
お出かけの時にいつも登場するお弁当。 食べてみたいです。
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dakkarayo at 2008-09-07 19:40
M上さん
今回のメニューは 手羽元を開いて塩コショウ、玉ねぎ、ニンニクを摩り下ろして下味に 一晩寝かしてソテーしてのとカマボコ入れた和風オムレツに 定番ちくわの甘辛、シメジの黒酢炒めでした。 ビールが飲めないので簡単にしました。
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dakkarayo at 2008-09-07 19:42
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ririko628 at 2008-09-07 21:09
はじめまして 今度 高野山にいくのでTBさせてもらいました
ちょうど 14日に一泊するので ぎりぎりセーフで見れますね! とっても楽しみです ちなみに 先祖代代カトリックです(*^。^*) 仕事で 四国のお遍路さんツアーしたこともあります
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dakkarayo at 2008-09-07 22:16
ririko628さん
トラックバックなんて久しぶりなんでビックリしました。 もちろんこのような真面目な(?)TBは歓迎です。 14日だと見れますね。 ほんとすばらしい展示ですので楽しんできてください。 あ、朝夕は寒いですよ。きっと
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のがっち
at 2008-09-08 10:54
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第3展示室って
ほんと、どっかの公民館の展示室って感じで そのゆる~い中で、童子達のけなげ姿が 胸に迫ってくる感じでした。 こんがら童子の前で、ずっと動かない人がおりました。 私は、恵光童子ファンですが 今回、ウグバガファンになりました。 高野山は遠いけど やはり、時々は霊気に浸るのもいいですね。 (霊感とか、ないけど~)
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dakkarayo at 2008-09-08 12:44
のがっちさん
偶然訪ねてこの大宝蔵展が見れるなんでらっきーですね。 僕は孔雀明王を見てから最初に見た矜羯羅童子! 写真ではわかりませんが生の矜羯羅童子は桂雀々にそっくりではありませんか! 孔雀→雀々と繋がる配置に霊宝館スタッフの意図を感じたのでした。 ウグバガ童子もいいですね。(ガの漢字変換しませんね) みんなポニョみたいでおなかポッコリですし
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のがっち童子
at 2008-09-08 13:47
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ガハハ・・
孔雀→雀々と繋がっていたとは!! 私は、まだまだ物事の本質が見えていないようですわ(@_@;) 私は、こんがら童子の頭は どうしても、ヅラに見えてしまい、 駆け寄って行って、ズボッと持ち上げてしまいたくなるんです。 許せ、運慶、って感じで~。
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べっちー童子
at 2008-09-08 15:04
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hiro
at 2008-09-15 17:44
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by
dakkarayo at 2008-09-15 23:00
故郷から仰ぎ見ていたお山に改めて登るのも一興ですか?
本当に見ごたえのある展示でしたね。
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