和歌山にある三井寺だから 「紀三井寺」というわけではなく
三井寺と紀三井寺はまるで関係はない。
でも先日の紀三井寺秘仏開扉のときの入山料が200円で拝観料が1000円
あわせて1200円(ひつこい?)
そして今回
大阪市立美術館で開催の 「国宝 三井寺展」も1200円。
三井寺つながりで一緒の値段
でもこれもまったく関係はないようだ。
大阪市立美術館は天王寺公園の中にある
まわりの雑多な環境と異なり重厚な建物に足を踏み入れると
雰囲気は一変する。
三井寺は園城寺という天台寺門宗の総本山
9Cに中興の祖 智証大師円珍によって再興される。
でもぶつらーにとってはそうなじみのある寺ではなかったのだが
今回の「国宝 三井寺展」を見ての感想は
「ええ仏像たくさん隠しとったんやな~三井寺!」だ。
ウ○ハさん似の智証大師坐像(国宝)はちょっとおいといて
同じ部屋に展示されている 如意輪観音坐像(重要文化財)
他の如意輪観音ほどくどかったり色っぽく過ぎたりせず
好感持てるふっくらとしたお姿だ。
さりげなく展示された二体の不動明王坐像
右の慶派の仏像も左の仏像も重要文化財ですらないのだが
それぞれ魅力的だ。
またニョキニョキと腕が生えてる感に圧倒される
千手観音菩薩立像(重要文化財)やリアルな吉祥天立像
それから
○がっちさんが好きな円空仏も展示されている。
それぞれ個性的な仏像ばかりで大変面白かった。
もちろん仏像以外にも見所たくさん
これで1200円は値打ち有りだ(ヒツコイ?)