新年もあけて4日
街はもうふつうに動きはじめている。
元旦に和歌山日帰りをあわただしく済ませて
年末から少しも休めず体調いまいちのまま
年を越してしまったので
2日はなんにもしない!
と決めていた。
ひたすら体を休めよう・・・と
でも貧乏性の僕はなんにもしないと家にいると
だんだんイライラしてくる。
出かける!と言い出してとりあえずどっかへいく。
あ~なんぎな性格
でも正月2日に突然どこかに行くあてもなく
結局あちこち出歩いて疲れてかえってくるだけ。
3日は友人たちが来訪。
この日作った料理。
鯛の中華風刺身
イカの唐揚げ
海老シュウマイ
スペアリブのとうち煮込み
鶏とブロッコリーの炒め
広東風焼きそば
海老のチリソース煮
挽肉のオイスターソース炒めレタス包み
シンガポールチキンライス
うん、やっぱり料理は楽しいね。
この日は自宅でもありグデングデンに酔っ払いました。
今日4日はとりあえず難波へ。
近頃まるで歌舞伎見てない、
そういえば9月の新歌舞伎座勘三郎以来だ。
年末の南座顔見世も役者がいまいちだったし
今かかってる松竹座の新春大歌舞伎もなんか演目に魅力がない。
今朝はおきてからインターネットで2月花形歌舞伎のチケットを予約して
じゃ、幕見席でも行ってみますか
と難波に出てみた。
さすがに難波は凄い人出。
戎筋の人並みをかきわけかきわけ
ようやく道頓堀に到着。
さてどれ見ましょうか。
どの演目もいまいち馴染みもなく
なんか正月らしい感もなし
まあいい
と、二幕目の「修善寺物語」幕見席を購入。
これまで幕見席で歌舞伎を見たことがないもんだから
それはそれで楽しみ
開演の10分前に総合案内所に集合すると幕見席の客だけ集められて
お姉さんの引率で三等席にエレベーターで案内される。
席は三等席のいちばん後の一列、
もちろん舞台からいちばん遠いお席だ。
座ってすぐさまベルが鳴る。
演目がはじまる。
でも駄目だね。
芝居が駄目なのか幕見席が駄目なのか
まったく芝居に集中できないし
また芝居もなんか面白くないし
あいかわらず海老蔵の芝居って
はいはいやっときました。
みたいな感じで好感持てない。
我々夫婦が中村家の子供たちファンなもんで
あそこの子らはお父さん(勘三郎)が癇癪持ちで短気で怖いから
一生懸命勤めさせていただきます感がひしひし伝わり
真面目すぎる勘太郎(まもなく勘九郎)を差し引いても
魅力あふれる舞台を見せてくれる
それに引き換え市川家って
はいはい睨んだ睨んだ
私ら血筋ええんだからよく見とくように
みたいな感じで気持ちが入らない。
本当は違ってすごい稽古熱心な真面目なひとなのかもしれないが(報道は違うけど)
どうもこの親子好きになれない。
と言うことで
あまりにつまらないので途中で退席いたしました。
歌舞伎はハレ
好きな役者の選び抜いた演目をしっかり検討して
何月も前にチケット買って
高島屋でええ弁当購入して
気持ちしっかり入れて見に行くもんでおます。
ということがよーくわかった幕見席でした。