朝、普通のひとたちと同じ時間に起きる。だいたい6時半。
ばたばたするのは嫌なので
ゆっくりコーヒーをのんで
パソコンのスイッチを入れる。
朝にメールのチェックなどするのだが
最近は誰からもメールなんて来ない。
やってくるのは広告メールばっかり。
そうだよね。僕もほとんどメールを送ることがなくなった。
LINEやメッセンジャーなどなどのほうが
早いし確実。
どんどん世知辛い世の中になっていきますね。
7時半くらいの電車に乗るために自宅を出る。
駅までの道は出勤や通学の学生、パートのおばさんなんか
結構の人出
駅までみんな無言で歩いている。
みんな一生懸命に暮らしているんだ!
もちろん僕も背中に着替えの入ったリュックを背負って
ひとの流れの中に入っている。
この時間の電車は結構いっぱい。
10年前のサラリーマン時代は8時44分の急行に乗っていたので
案外空いていた。
7時台ってラッシュなんですね。
もちろん座れない。
でも本をしっかり読めるから電車通勤もいいもんです。
音楽も聴けますしね。
車窓から途中の大きな駅ではバス待ちの長い行列が見える。
毎日毎日そうやって電車を降りてからバス停に長蛇の列で並んでいるわけで
それはそれで凄いことだと思う。
みんな一様にマホを眺めながら並んでいる。
一昔前だったら本を読んでた?
電車の中でも本を読む人なんかなかなか見かけない。
ほぼみなさんスマホの画面を眺めている。
村上春樹氏が本を積極的に読むのは5パーセントくらいじゃないか
って書いていたのは間違えでもないかもしれないですね。
9年間
毎日深夜まで仕事して午前2時とか
ひどい時は3時とかに眠りについて
昼前にやっと起きる
遅めの昼飯を食って店に仕込みに入る。
そんな生活を過ごしてきた。
今から考えてもあんまり真っ当な生活ではない。
それが今や
世間の人々とほぼ一緒
朝起きて
お昼も12時ごろに食べて
晩御飯も7時ごろ
夜は11時までに眠る。
これはこれでいいのかもしれない。
60歳を迎えた身体であの暮らしは多分に無理があったのだと思う。
身体壊してたかもね。
今はしばし休息。
とりあえずストレスフリー
(かな?)
店に水漏れが発生するかもしれない(過去9年間で十数回)
排水が詰まるかもしれない
大家から訳わからん因縁つけられるかもしれない(ほんと訳わからん、それも多数)
隣のバーが大音響でライブ始めるかもしれない(野中の一軒屋ちゃうねん)
ウチナンチューが現われて店であばれるかもしれない
(過去店で暴れたの全部ウチナンチュー)
これらに比べればいちばんマシだったのは
今日お客さん来ないかもしれないだったかもね。
それくらい
まだかわいいほうですよ。
今はしばらくじっとしてます。
息を潜めて
次のタイミングを待って
動き出す時をじっと待っています。
あせって動いてもいいことないのはよ~く知っているからね。