最寄り駅から住むマンションにたどり着く手前に
小川が流れ橋がかかっている。
ど田舎・・・?
い~え
難波から急行で20分
わずか20分で
駅からは徒歩5分でここにたどり着く。
木々も鬱蒼と繁り 自然豊かだ と言ってほしい。
深夜人通りも途絶えた時間に帰るとき
ほとんどは酔っ払っているわけなのだが
そう酔っ払って終電での帰り道
この橋でときおり 狸と出会う。
彼(彼女かもしれない)はだいたい橋の向こうからこちらにやって来る。
僕はこちらから向こうに行くわけで
途中ですれ違う。
まるまる太った人なつっこい狸で
話かけると立ち止まって振り向く。
じっと目をみて立ち止まってくれる。
話かけないと
もういいですかい?と言った感じで
立ち去ろうとする。
だからつい又話しかけてしまう
そうすると立ち止まって振り返ってくれる。
深夜の橋の上で狸に話しかけているオヤジ・・・
大丈夫か?